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セミナーレポート
あなたの家を大改造!劇的ビフォーアフター

2013年5月5日 講師:川口とし子(建築家)

 

テレビ番組「劇的ビフォーアフター」に、「リフォームの匠」として、毎年のように出演している川口とし子さんは、長岡造形大学の教授でもあります。

川口さんに、テレビ番組の裏話とあわせて、リフォームの発想のヒントを聞かせていただきました。

                                    

これからは、リフォームの時代

日本の住宅の寿命は、欧米の半分以下で30年、とても短いです。

しかし最近は、環境保護の面からも、だんだんリフォームの大切さが見直されてきました。テレビでリフォームが取り上げられるのも、その一つの表れです。

家族のライフスタイルの変化に応じて、より暮らしやすい間取りに変更する場合、構造によって、リフォームのしやすさに差があります。幸いなことに、日本でもっとも一般的な木造軸組工法の建物は、間取りの変更などをやりやすい建物構造です。

これに対して、ツーバーフォーは、やややりにくい構造と言えます。

 

リフォームの実例紹介から

 <廊下で必ず転ぶ家>

*この家が抱える問題・・・

もともとは寿司屋だった家。

寿司職人のおじいちゃんが亡くなった後、おばあちゃんとの3世代住宅になった。

玄関からの廊下は飛び石と玉砂利のままなので皆がよくつまづいて危なく、キッチンはかつての厨房そのままのため土間で使い勝手が悪く、おばあちゃんの寝室は宴会場だった部屋なので寒く、また、店舗併用住宅だったっため階段は傾斜がきつい、・・・などなど。

*リフォームで実現した空間・・・

→すべての空間がバリアフリーで、安全で快適になりました。

→おじいちゃんがお寿司屋で使っていた軒庇つきのカウンターをそのまま再利用しました。

→おじいちゃんがこだわった魚編の漢字がならぶ畳のヘリは、同じデザインでつくりました。

→2階にはロフトをつくり、地震の揺れを抑え、制震装置まで取付けました。

→各部屋に、それぞれの用途に合わせた、充実した収納が用意しました。

 

ビフォーアフターの番組に関する質問から

Q:建主が、リフォームされた住まいを見てビックリしていますが、「リフォームの匠」にお任せにしちゃって、こんなはずじゃなかった、なんてことにならないのですか?

A:住まい手は、工事中は現場を見ないのですが、事前に綿密に打ち合わせをしているので、イメージとかけ離れてしまうことはありません。

また、テレビ局スタッフの方も住まい手の気持ちを忖度するのが得意なので、住まい手にとってより暮らしやすい設計プランを練ることができます。

Q:本当に予算内にちゃんと収まるものですか?

A:番組の初期の頃は、かなり無理な予算でリフォームをしていましたが、最近は、リフォームしたい要望にある程度見合った予算になっているので、大丈夫です。

もちろん、テレビ番組ということで、工務店さんが無理してくれている、という側面もあります。

川口とし子
川口とし子 建築家

住空間を中心に設計をしている建築家。
アーキスタジオ川口代表。長岡造形大学教授。東京理科大学、日本大学講師。
テレビ朝日「大改造!!劇的ビフォーアフター」には、リフォームの匠「和とモダン
の融合者」として、ほぼ毎年登場している。



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