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「土地を買って家を建てる方向け! 家づくり計画方法

2013年4月28日 講師:川島天晴(ハウスクエア横浜・新築リフォーム相談室長)

 

「土地探しから始める家づくりは、苦労も2倍だけど、得られる喜びも2倍」と語るのは、新築リフォーム相談室の川島天晴室長。

自分がいちばん住みたい場所を見つけて、いちばん住みたい家を建てる・・これは特別に楽しいことですよね。

でも、多くの人にとっては初めてのことなので、慣れなくてとても大変なことでもあります。そこで、川島さんに、土地探しから始める家づくりのポイントを教えていただきました。

 

どうすれば割安な土地を手に入れられるの?

土地を買って家を建てるとき、場所にこだわって土地に予算を使いすぎると、建築費が不足して満足できる家を建てられなくなってしまいます。ですから、誰だって特別に割安な土地を見つけたいものです。

その割安な土地には、2種類あります。

ひとつは、売主に特殊な事情がある場合。たとえば、売主が今すぐにお金が欲しいから安くても売りたいという場合です。

でも、そういうケースは滅多にないので、そもそも市場にあまり出てきません。あまりにもそれにこだわると、いつまでも土地を買えません。

ふたつ目は、自分の価値観が一般的な人の価値観と違っている場合です。

たとえば、駅から離れている家の方が長く歩けて健康にいいと思う人、陽射しは絵画や家具を傷めるから家にあまり陽が入らない方がいいと思う人、前面道路は狭い方が余計な車が通らないから静かでいいと思う人、・・・そう言う人は、自分にとって割安な土地を手に入れるチャンスがあります。

土地の価格は需給バランスによって決まるので、自分にとって価値があっても多数派に価値がなければ、その土地は安くなります。

自分の価値観が多数派とずれているポイントは、探せば意外と誰にでもあるものです。その価値観のポイントにあてはまる土地が狙い目です。

 

土地は、家を建ててはじめて価値が定まる!

土地の購入契約をする時には、必ず、その土地取引に関する重要な内容を記載した「重要事項説明書」が説明されます。

それをしっかり把握したうえで購入契約をすることが大切です。

しかし、実は、「重要事項説明書」には記載されない重要なポイントもあるのです。

たとえば、地盤が悪い土地。地盤が軟弱な土地に家を建てると、地質改良をしたり杭を打ったりして余計な費用がかかります。なのに「重要事項説明書」には、地盤のデータは一切記載されません。

せっかく割安な土地を買っても、その分、建築費が余計にかかっては、意味がありません。

土地購入契約の前に、せめて周辺の土地の地盤状況だけでも調べておくことが望ましいでしょう。

また、実際に住み始めてから、実は環境が悪かったことに気づく場合もあります。

たとえば、隣地の家や施設が、特定の曜日や時間帯だけ騒音を出す場合。住み始めてから気づくのでは、遅すぎます。

土地を購入する前に、何度もその場所に足を運んで、充分な調査をすることが大切です。

 

土地探しで躓かないために大切なこと

不動産屋さんに、本当はまあまあレベルの土地を案内されて、「こんな素晴らしい土地は滅多にないので、今すぐ買わないと他の人が買ってしまう」と煽られてあわてて購入契約してしまったという人もいます。でも、それではあとで後悔することになります。

他に買いたい人がいることを示唆するのは、不動産屋さんが契約を迫るための常套手段なので、注意しましょう。

でも、売主都合による特別に割安な土地が出た場合には、いち早く購入申し込みをしないと他の人がすぐ購入してしまうのも事実です。

その場合は、購入する決断をスピーディーにする必要があります。

それができるようになるためには、なるべく多くの土地に足を運んで見ていくことにより、土地の価値を見定める目を養っておくことが有効です。

土地の選定や住宅のプランづくりにあたって、慣れないから、あるいは面倒臭いからと、自分主導で進めることを放棄して業者任せにしてしまう人もいますが、それでは、自分の想いや予算から離れていってしまいます。

納得のいく住まいを手に入れたいならば、手間を惜しまず、自分自身で知識を蓄えしっかり考えながら、家づくりを進めていきましょう。

川島 天晴(かわしまてんせい)
川島 天晴(かわしまてんせい) ハウスクエア横浜/新築・リフォーム相談室長。 元リビングデザインセンターOZONE館長。

1994年より、建て主主導の家づくりを支援する、住まいづくりサポートの活動を行っている。
「世界でいちばん自分らしい家」シリーズ、「自分スタイルの家づくり」シリーズの出版を企画。



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