「心を癒す 色彩コーディネート」 | ハウスクエア横浜
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セミナーレポート
「心を癒す 色彩コーディネート」

2007年10月27日 講師:鳥井 奈穂子

 色彩の印象は人の心理にさまざまな影響を与えます。心落ち着く住宅を作り出すには、カラーコーディネートの役割は小さくありません。配色の基本をおさえることで居心地のよい部屋作りをしたいものです。
 今回は、住宅リフォームや色彩セミナーなどを通じて、カラーコーディネーターとして活躍中の鳥井奈穂子さんに、配色の理論、配色のコツについて語っていただきました。

■自分らしく過ごせる住宅作りとは?

 住宅では自分が自分らしくいられる環境が大切です。パブリックな空間では、無難な色合いを使い、誰にとっても印象のよい空間にする必要があります。配色のコツをつかむことで、居心地の良い住宅を作ることができるのです。 
 快適な配色のキーワードは「自然」。自然界の配色はすべてドミナントカラー(アンダートーン)を持っています。自然界の配色が美しいと感じるのは、このドミナントカラーのグループが同じもので構成されているからなのです。

■住宅のカラーコーディネート

 ドミナントカラーの配色テクニックはもちろん住宅にも活かすことができます。例えばカーテンにはドレープの厚いカーテンと薄いレースカーテンをつけますね。この2枚のカーテンの配色を同じ基調色のものにする必要があります。レースカーテンは同じ白でも、漂白をしたようなホワイトと生成りの白があります。ブルードミナントのカーテンに間違って生成りのレースカーテンを組み合わせたとしましょう。せっかくのドレープカーテンがなんだかくすんで安っぽく見えてしまいます。高級な生地を使っていても組み合わせが悪いと美しくみえないのです。 
 インテリアでは床と壁の色が部屋の印象の大半を決めます。フローリングや建具には茶色が良く使われますが、茶色自体にもブルードミナント系の茶色、イエロードミナントの茶色があります。面積の広い床に使われた色と同じアンダートーンで家具をそろえていけば、自然の法則をお手本としたカラーコーディネートができあがります。 
 ドミナントカラーという配色理論の感覚を持ち帰って、心地よい住空間を作るヒントにして欲しいと思います。

鳥井 奈穂子
鳥井 奈穂子 有限会社アトリエNORTH取締役。インテリアコーディネーター。現在、東京コミュニケーションアート専門学校 生活デザイン科講師。インテリアや外見のカラーコーディネートに関するセミナーや企業研修を多数行う。住宅のリフォーム、インテリアデザイン、リフォーム計画など幅広く活躍。



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