「家づくりクラブ」 第1回「いつまでも楽しく暮らせる間取りプラン」 | ハウスクエア横浜
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セミナーレポート
「家づくりクラブ」 第1回「いつまでも楽しく暮らせる間取りプラン」

2008年6月7日 講師:高野 保光(建築家)

 「自分らしい理想の家をつくりたい」「自分のイメージをうまく相手に伝えたい」そんな、「こだわりの家づくり」を希望する方々に向けた、ハウスクエア横浜の新しい講座「家づくりクラブ」が始まりました。第1回目は、一級建築士として様々な住宅設計を手掛ける高野保光さんに、「楽しく暮らすための間取りプラン」について、実際の事例を紹介しながらお話をしていただきました。参加者のみなさんから、家づくりへの疑問も寄せられ充実した2時間となりました。

■周辺環境から間取りが見えてくる

 家づくりにとってまず大事なことは、敷地の周辺環境です。家を建てる場所をしっかりと観察し、その土地が持つ魅力を引き出し活かすことで、どんな間取りが良いのかが見えてきます。たとえば、一般的に「南側だから窓を作る、北側は閉じる」といった考え方があります。しかし、土地の状況によっては、敷地が狭くて南側からはまったく光が入らないこともあります。
 「こうでなくてはいけない」という観念的な考えをせず、住まいを風景とどうつないでいくかがポイントです。坪庭に花が咲いた、日があたって気持ちがいい、そんな小さな喜びの蓄積がある家が良い家なのではないでしょうか。

■変化に柔軟に対応できる家を

 住宅では、「時間軸での変化に対応できる」ことも大切なことです。一番変化が大きいのは子ども部屋でしょう。子ども用だからといってかわいらしく作っても、子どもがある程度大きくなれば本人がそれを嫌がることもあります。家を出るかもしれない。そういった変化に対応できる柔軟さを持たせることで、いつまでも楽しめる間取りになります。
具体的には部屋の仕切りを建具にするようなことです。
 リビングでも勉強を自然にできるような空間を作ることが、教育的にも良いのではないでしょうか。

■夢や希望を持って楽しい家づくりを

 プロでも気が乗らない時に仕上げたスケッチはうまくいかないものです。「こんな家に住みたい!」というイメージを持つこと。スケッチにしても、うまい下手ではなく、いかに第3者に思いを伝えられるかが大事なことです。
 みなさんも、夢や希望を持って、楽しい家づくりをして欲しいと思います。

高野 保光
高野 保光 遊空間設計室代表、一級建築士

1956年栃木県出身。日本大学生産工学部卒。日本大学助手、設計事務所勤務を経て、1991年に遊空間設計室を設立。「四季折々小さな喜びや発見がある空間、お互いが自立しながらも家族の気配が感じられる家」を方針に、個人住宅、集合住宅、店舗の設計、監理を手掛ける。



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