「本多弘美さんの時短・家事効率アップの収納術」 | ハウスクエア横浜
スマートフォン版で表示
HOME
セミナーレポート
「本多弘美さんの時短・家事効率アップの収納術」

2010年6月20日 講師:本多 弘美

 今回のセミナーは収納アドバイザーの本多弘美さんをお迎えして、今の自分の家事方法を見直して家事効率アップを図るための収納術と、 家を建てたりリフォームする場合に参考になる収納の考え方という二つの観点からお話しいただきました。

■整理収納の流れ

 収納は”いらない物を捨てる”ところから始まります。いらないものを抱えていては、家事も時間ばかりかかってしまい効率が悪くなってしまいます。
 クローゼットの中の衣類を整理する際なかなかモノが捨てられないのは、いらないものと迷うものが一緒になってしまっているから。いらないものは5秒あれば判断可能です。まずは明らかにいらないものを抜き出して捨てます。5秒以上悩んだものは迷っているもの。端に寄せてまとめておき、よく使うものをゆったり掛けておけばこれで整理は終了です。
 いらないものを沢山持ちながら収納場所ばかり増やしても意味がありません。使うものを使いやすく収納することが時短・家事効率アップにつながる収納の基本です。モノの使用頻度を把握して、収納スペースに合うように数を絞り込みましょう。使用しないけど捨てられない思い出の品などは、無理に捨てようとせず、思い出BOX等にまとめて、使わない場所に移動して定期的に見直しをしましょう。

■洗濯と収納、セットで時短家事

 働く女性が増えたり、乾燥機や浴室乾燥の普及によって、最近の洗濯事情は随分変化してきました。今回は「洗濯と収納はつながっている」という視点で、家事に取り組むことによって、家事の効率アップを図ろうというお話です。
 いつもたたんでいるTシャツなどは、ハンガーに干したまましまえると、たたむ時間が短縮できます。そのためにクローゼットの吊るすスペースを確保する方法や、ハンガーの選び方などが紹介されました。これまで「たたむ」ものと思っていたアイテムを「吊るす」というように、既成概念にとらわれず、毎日着るものほど、楽に収納することを考えると時短につながります。
 次は洗う際の仕分けの時短テクニックです。脱いだ時点で分けておく工夫をしておくと洗う時の手間が省けます。ランドリーバスケットを増やしてスペースを狭くしてしまうのではなく、身近なものを使って簡単にできる工夫が紹介されました。
 干し方も、従来の外に出て干す方法ではなく、洗面ボールや洗面所を利用して、予め仕分けをしてからハンガーに干す方法が提案されました。洗面ボールを使えば何度も屈まずにすみますし、暑さ・寒さの影響もあまり受けないので楽に干せます。

■クローゼットの活用

 一見使いやすそうに見えるクローゼットも、使いにくいことがあります。こんな感じかな?と中途半端にシステムを組むなら、バーを増やして吊す収納を増やすのもひとつの手です。収納システムのパーツ選びは、そこに何を入れるのか具体的にイメージしながら取り入れましょう。
 さて新築やリフォームの際に考えたいクローゼットを作る場所ですが、自分がどのタイミングで着替えをするか、毎日の暮らしの中の動線から決める考え方もあります。
 2階建て一軒家の場合、2階の寝室にクローゼットを付けることが多いと思います。起きてすぐ着替えるならこのタイプが便利ですが、先に家事をして出かける際に着替える場合、わざわざまた2階に上らなくてすむように1階にクローゼットを作ると動線がスムースになります。1階にスペースが確保できない場合は、クローゼットは2階に作って、玄関脇にコートなどを収納できる玄関クローゼットにする方法もあります。この場合、スペースが許せば、洋服を入れるスペース+物置にしておくと活用法が広がります。
 収納や家事の方法、そして家の広さも千差万別です。今日のお話しを参考に、いつもの家事や動線をもう一度、見つめ直して、是非ご自分なりの時短家事・収納を考えるヒントにして下さい。日々の家事の効率化、そして家作りに役立てていただければと思います。

本多 弘美
本多 弘美 収納アドバイザー

主婦の経験をもとに試行錯誤の中から生まれた家事ノウハウがテレビ・雑誌などに紹介される。
1993年、横浜市女性協会主催「趣味から仕事へ」のセミナー受講をきっかけに、得意の分野であった、収納を柱にして「収納アドバイザー」としてスタート。
現在は収納に限らず、家事全般に渡り各種セミナーや講演会、新聞、テレビ、雑誌などで活動。



セミナーレポート一覧へ戻る

ページトップへ戻る