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セミナーレポート
「家づくりの流れと総コスト」

2010年9月18日 講師:井上 康子

  今回のセミナーは不動産コンサルタントでファイナンシャルプランナーの井上康子さんをお迎えして、家づくりに掛かる費用の総額と、その支払いスケジュールを解説していただく中で、家づくりの流れやその注意点などをお話しいただきました。

■住宅資金として使えるお金は?

 長い人生の間に必要な三大資金は、住宅資金・教育資金・老後の資金です。
 日本人が60歳まで働いて稼げる平均生涯年収は3億円と言われています。そこから税金40%を差し引いた額が手元に残ることになります。となると住宅資金として使えるお金は案外厳しい状況です。住宅購入は家族全員のライフプランを良く考えて計画を立てなければいけません。

■注文住宅:申し込みから竣工・入居までの平均的スケジュール

 スタート(資料・資金集め、土地探し・敷地調査)
  ↓2.5ヶ月
 依頼先決定(設計事務所・ハウスメーカー・工務店と契約締結)
  ↓1ヶ月
 資金計画(金融機関や職場提携ローンなど融資申し込み)
  ↓2.5ヶ月
 基本設計(設計審査合格、融資予約、つなぎ融資の申し込み)
  ↓0.5ヶ月
 融資決定・工事着工(確認申請、見積もり、地鎮祭)
  ↓1.5ヶ月
 棟上げ・現場審査(中間資金の支払い、火災保険契約)
  ↓2.5ヶ月
 竣工検査・引き渡し(木工事完了、内装工事完了)
  ↓1ヶ月
 登記・金銭消費貸借(抵当権設定契約、ガス・水道開栓)
  ↓数日
 入居・住宅ローン返済開始

 フラット35でローンを組む場合、中間資金の支払いの際に中間検査があるので安心だという声が多く聞かれます。

■一戸建てに掛かる総費用は?

【前提条件】
 敷地所有、整形地面積50坪、6M道路に接道、古屋木造30坪解体、2階建て新築建物延床面積165㎡(約50坪)本体工事費3.3㎡当たり45万円
 ローン設定…フラット35で2800万円借入の場合:

 申込金及び敷地調査:簡易測量 10万円
 建築工事費:本体工事費 2,250万円
       追加工事費 250万円(グレードアップ等)
       別途工事費 450万円(外構、植樹、屋外排水、電気工事他)
 建て替え費用:解体費用、引っ越し代他 130万円
        耐久消費財購入費等 187万円
        仮住まい費用 120万円(10ヶ月・月12万円)
 諸費用:295万円(税金、手数料及び保険料、雑費)
 総計3,692万円

 以上でわかるように意外に掛かる諸費用には注意。新築で本体費用の5~7%掛かるので、その分の資金を取り分けておく必要があります。


 家を建てる際、土地の条件・工法の違い・必要なシステム(ソーラーシステム他)などによっても掛かる費用は大きく違ってきます。いくら掛かるかというよりは、いくら掛けられるのかを考えることが必要です。

井上 康子(いのうえ やすこ)
井上 康子(いのうえ やすこ) 不動産コンサルタント/ファイナンシャルプランナー

神奈川県横浜市生まれ
有限会社アロマプランニング代表取締役
NPO法人FPネットワーク神奈川理事長
NPO成年後見相談センター・ラパス理事長
ファイナンシャル・プランナー、社会福祉士、不動産コンサルタント技能登録者



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