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「初めての家づくりに必要な基礎知識」

2011年1月8日 講師:鈴木 宏行

 今年こそマイフォームを手に入れる!と決心したものの、家づくりって何から手をつけたらいいのだろう、どのように進めていけばいいの?といった、不安や疑問にお答えすべく、家づくりの流れ、依頼先の種類、施主の心得などを、住宅コンサルタントの鈴木宏行先生にお話しいただきました。

 まず、家づくりのスケジュールを見ていきましょう。
人によってはすでに土地を持っていたり、現在の住まいを建て替えるなど、それぞれ条件は違いますが、ここでは土地を購入して家を建てる場合についてお話しします。

建築者へ相談 → 土地購入相談 → 買い換え相談 → プラン基本決定 → 見積確認 → 請負契約 → 詳細設計打合せ → 色打合せ → 着工前確認 → 追加工事額提示 → 工事引継 → 着工 → 竣工

 家づくりは上記のような流れで進んでいきます。土地を決めて依頼先を数社検討し、契約にいたるまで、通常2~4ヶ月かかります。着工前の打合せや図面作成で3~6ヶ月でようやく着工へ。工期の目安は30坪で大体3~4ヶ月。家づくりは完成までの1年間のプロセスで満足度が違ってきます。その満足感を得るためにお金を払うという認識も、持っていただきたいと思います。

 家づくりの流れをおわかりいただいたら、まずは気に入った土地を捜します。土地は、不動産業者に頼む方法が一般的ですが、住宅会社へ土地探しを依頼する方法もあります。その場合は基本的に、建築をその会社に任せる前提で依頼します。この方法だと、買った土地に気に入った施工会社の家が建たなかった!というケースや、気に入った家を建てるために大幅な追加工事費がかかるといったトラブルが起きにくいというメリットがあります。

 次に、建築を誰に頼むか考えます。依頼先は大きく分けて、ハウスメーカー、工務店、建築家の3つとなります。
ハウスメーカーの特徴は、社内基準をしっかり設け、協力業者への影響力が強く、担当の営業が常に窓口となるので、打合せがスムーズですが、そのソフト部分が価格にも反映されるので、どちらかといえば価格は高くなります。工務店は自分の気に入った仕様が使える融通性と、比較的安価な価格設定が魅力ですが、組織力がない分、人材が少ないので提案力やクレーム対応力などが劣る場合があります。建築家に依頼する場合は、専門のアドバイスを受けながら、センスある提案が期待できますが、設計料が別途かかり、工期も打合せが細部にまで及ぶため長くなる傾向があります。

 気に入った家が絞れてきたら、工事費や諸費用などをきちんと把握しましょう。ここで注意するのは坪単価。坪単価は工事費÷坪数ですが、工事費に本体工事費だけを含む場合や、ガス・水道・電気工事まで含む場合など、会社によって様々です。一概に坪単価だけで施工会社を選択してはいけません。

 契約を交わす際に注意したいのが、契約条件は納得済みかどうか、契約金の金額、キャンセル料の目安、融資事前審査の確認がとれているかどうか。このような条件が揃ったら請負契約を交わします。
工事中の現場検査立ち会いの了解、竣工時にアフター責任者と顔合わせを希望する旨なども確認しておきましょう。

 最後に施主の心構えとして知っておきたいことをお話しします。
ひとつは、契約後に倒産しても慌てないように、自己資金の支払い割合には十分注意すること。過剰な支払いは大きな不幸を招くことにもなりかねません。
二つ目は、家づくりは何事も口に出さないと実現しないということ。思い描いたイメージは積極的に伝えるようにしましょう。そして皆さまが営業マンを選ぶように、営業マンもお客さまを選んでいるということを覚えておいてください。営業マンに”このお客さまの家は最後まで気が抜けない”と思わせる、そういう施主になることが、家づくり成功の秘訣と言えるのではないでしょうか。

鈴木 宏行(すずき ひろゆき)
鈴木 宏行(すずき ひろゆき) 住宅コンサルタント

2x4工法最大手メーカーにて顧客満足度No.1営業の評価を受けた後、大手在来木造メーカー、大手鉄骨プレハブメーカー、工務店の営業を経て、全ての工法を知る住宅業界のスペシャリストとなる。
㈱ウィン・セールスコンサルティング 代表取締役



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