「初めての土地購入を成功させる方法」 | ハウスクエア横浜
スマートフォン版で表示
HOME
セミナーレポート
「初めての土地購入を成功させる方法」

2011年1月15日 講師:指田 光宣

 家づくりを成功させるためには、良い土地を選ぶことがとても重要です。本日のセミナーでは住宅コンサルタントの指田光宣さんに、土地購入時の心構えから、土地を選ぶ際のチェックポイント、契約書を読みこなすポイントなど、不動産購入の基礎知識をお話しいただきました。

 はじめに土地購入前の心構えをお話しします。
曖昧な条件や予算で土地探しを始め、不動産会社のペースにはまって薦められるがままに買ってしまい、結果思い通りの建築が出来ず後悔…というパターンにならないために、まずは何のためにそしていつまでに家を建てるのかといった目的や目標を明確にする必要があります。そして土地の相場や自分の要望を理解した上で、土地建物の希望条件に優先順位をつけて探します。見つけた土地は、事前調査を十分行い、冷静に判断してから購入を決めましょう。自分自身の判断に加えて、信頼できる第三者の方や、建築家・不動産コンサルタントなどのプロに相談することをお薦めします。

 続いて資金の話しです。土地購入を決める際はご自身の資金計画の見直しをすることがとても重要です。せっかく気に入って買った土地なのに、土地の代金が高すぎて希望通りの家が建てられなければがっかりです。借入可能額と返済可能額、10年・20年先を見越した資金計画、土地と建物の総額をしっかり把握して、自分達の適正予算をしっかり把握しましょう。

 次に土地の相場についてですが、相場を左右する一般的な要因として①用途地域 ②環境 ③土地の高低といった地勢 ④駅からの距離 ⑤希少性 があげられます。低層住宅専用地域で駅から近く、ブランド名があるような土地は相場が高くなります。以上の一般要因にプラスして、個別要因として日当たり・土地の形・道路付けなどによって相場が決まります。土地を探すエリアが決まったら、各行政のホームページなどで閲覧可能な都市計画図を参考に、自分なりの相場感を持ちましょう。

 それでは土地を見に行った場合、どういうところをチェックすればいいのでしょうか。
まずは物件の周辺の街並みや住環境、周辺の施設。住宅地でも古い家が多い場合、将来建替えなどで、通風や日当たりに影響が出ることもあります。
隣地との高低差もチェックしましょう。擁壁の有無、古い擁壁がある場合はそれが使えるのか、撤去して新たに組み直しするかによって、建築コストに大きく関わってきます。その他、境界線の状況、日照・通風の状況、前面道路の種類や幅員(4m以上確保出来ていない場合はセットバックしなければ建築確認が下りない)、水はけ(行政のハザードマップを活用)、地盤や希望通りの家が建てられるか(建築先に確認依頼)、ごみ置き場の場所、電柱や標識の位置、隣地建物の窓の位置や建物の距離なども確認してください。
古い建物が残っている場合は、建物の構造や現場の道路状況などによって撤去コストが大幅にアップする場合があるので、事前に確認が必要です。また水道管も古いものは細くて敷きなおしが必要です。本管からの距離なども含めてチェックが必要です。
その他近隣の人の状況なども、周囲の人に聞いておきましょう。

 気に入った土地が見つかったら契約となりますが、そこで注意したいのが重要事項説明書をきちんと読むということ。特記事項があるか、実測面積と登記簿面積との誤差、水道ガスなどの設備状況、敷地と道路との関係、私道承諾書の有無、計画道路など都市計画施設の有無をしっかりと確認しなければなりません。契約当日に重要事項説明書と契約書を取り交わすことが多いのですが、可能な限り事前に書類を貰って読み込んだ後に説明を受け、確認・内容変更の交渉をして、きちんと納得出来た上で契約をしましょう。

指田 光宣(さしだ みつのぶ)
指田 光宣(さしだ みつのぶ) 住宅コンサルタント/宅地建物取引主任者

ハウスメーカー営業を経て、不動産会社・工務店など住宅業界に20年従事。これまでに手掛けた不動産仲介実績は200件を超える。



セミナーレポート一覧へ戻る

ページトップへ戻る