知らないと損する!節税方法と住宅ローンの借り方の知識 | ハウスクエア横浜
スマートフォン版で表示
HOME
セミナーレポート
知らないと損する!節税方法と住宅ローンの借り方の知識

2017年5月6日 講師:丸山幹也(ファイナンシャルプランナー)

 

家づくりを計画している人の多くがいちばん気になるのは、自分の年収でいくら借りられるのだろうか?借りても大丈夫なのだろうか?ということではないでしょうか。
そして、建築費だけでなく家づくり全体でどのくらいお金がかかるのか、ということではないでしょうか。
そこで、建築費以外に関するお金のことすべてについて、ファイナンシャルプランナーの丸山幹也さんに解説していただきました。

 

いくら借りられるのか?
住宅ローンで借りられる金額は、ズバリ言えば、年収600万円の人で、ざっくり4000万円までです。
金融機関が許容する住宅ローンの年間返済比率は25%までなので、年収600万円で返済額は年額150万円が上限になります。
それをもとに返済期間を最長35年として、現在の利息で逆算すると、約4000万円になります。
銀行によっては、年間返済比率が最高35%まで貸すところもありますので、もっと借りられる可能性もあります。
要するに、今は金利が低いので、長く同じ会社に勤めていて、カードや税金の滞納などがなければ、かなりの金額を借りることができるのです。
しかし、返済金額年額150万円と言えば、月額にして12万円。そんなに借りてだいじょうぶだろうか?と、不安になる方もいると思います。
ご懸念の通り、家族の状況によっては、毎月そんなに返済金を支払ったら、日々の生活が苦しくなってしまう、という場合もあります。
そんな心配のある方は、ファイナンシャルプランナーに相談すれば、個別の家族状況に基づいた生活費を想定して、いくらまでなら借りても将来的に生活が大丈夫かについてシミュレーションしてもらえます。

 

固定金利か変動金利か
住宅ローンを借りるにあたって検討すべきことの一つに、固定金利と変動金利、どちらが得か、という問題があります。
今は金利が低いので、金利相場によって変動する変動金利だと、将来的に金利がすごく上昇してしまうリスクがあります。
一方で、返済期間中金利が一定の固定金利だと、少なくとも当初は、変動金利よりも高い金利を支払うことになってしまいます。
固定金利にする方は住宅金融支援機構のフラット35を利用するのが一般的です。
フラット35は、住宅金融支援機構から直接借りるのでなく、窓口としてさまざまな金融機関が扱っています。
今現在は固定金利であっても金利が1%ちょっとなので、融資を受ける人にとって、固定金利で借りやすい状況でしょう。
一方、変動金利で借りる融資先は、個別の金融機関となります。
借りられる人の条件も金利も金融機関により異なります。
変動金利は、将来の金利上昇リスクはあるものの、メガバンクはじめほとんどの金融機関で優遇金利という制度を設けており、金利が変動しても、そこから当初に決めた優遇分を減額することを約束してもらえるので、変動するリスクはある程度抑えられます。

 

住宅ローンにかかる諸費用
住宅ローンで借りるにもお金がかかるということをご存知でしょうか?
銀行から借りる場合、「保証料」がかかります。これは、銀行が借りた人から回収できなかった場合に保証会社からお金を受け取るための保証金です。融資金額の2%程度です。
フラット35の場合は、保証料の代わりに手数料として、同レベルの金額をとられます。
また、融資を受けた人が亡くなった場合に、融資をチャラにできるように、団体信用生命保険に入ります。
銀行融資の場合は、この保険料は銀行負担になりますが、それゆえに、そもそも病気だと判明している人は、借りられません。フラット35の場合は、本人が別途加入することになります。
そのほか、家を取得した時には、火災保険や地震保険に加入するのが一般的です。

 

住宅ローン減税
住宅を取得すると不動産取得税等の税金がかかりますが、家づくりを促進する国の施策として、住宅ローン減税があります。
これは、年末に住宅ローン残高がある場合に、その1%に相当する金額が、所得税や住民税から控除される制度です。
一定の条件をクリアすれば、最高で10年間、毎年50万円まで減税を受けることができます。
減税メリットを受けられないような、年収が少ない方は、住まい給付金を受給することができます。
また、住宅資金の一部を親や祖父母が出す場合には、一定の範囲で贈与税が非課税になるという制度もあります。

 

住宅関連補助金制度
住宅を建てるに際して、国や地方公共団体から補助金をもらえる場合もありますので、自分の家づくりがその条件を満たすのかどうかについて、チェックしておいた方がよいでしょう。
・ネット・ゼロ・エネルギーハウス支援事業
・住宅ストック循環支援事業
・長期優良住宅化リフォーム推進事業
・木造住宅耐震改修促進事業
・建築物不燃化推進事業

 

家づくりでは、普段の生活とはけた違いの金額を支払うことになるので、本日お話したことをベースに、ご自身の住まいづくりに必要なお金の知識を身につけて、損をしないように注意しましょう。

丸山幹也
丸山幹也 ファイナンシャルプランナー

福丸コンサルティング代表。相続相談あんしん会メンバー。
資産運用、住宅ローン、保険等のアドバイス、相続対策コンサルティングなどの個別横断活動を実施している。



セミナーレポート一覧へ戻る

ページトップへ戻る