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片付く家のつくり方~間取りがポイント!~

2017年4月22日(土)、5月7日(日)講師:茂木弥生子(駒沢女子大学准教授)

 

家にあるモノの整理で困っている方は多いのではないでしょうか。
部屋を整理してもまたすぐに散らかってしまう。しまったはずのモノを探すのに時間がかかる。仮置きしたものがずっと置かれたままになってしまいがち。などなど、どう解決したらいいのでしょうか?
そこで、どうすれば、うまく片付けられる家になるのかについて、駒沢女子大学准教授の茂木弥生子さんにお話しいただきました。

お片付けの方法として、モノをいかに捨てるかということが話題になっていますが、モノを捨てられない、捨てたくない人も多いのではないでしょうか。
ここでは、モノを捨てないで、どう収納すればいいのかについて、お話します。

 

1.使う場所に使うモノが入る収納を計画する
いくら収納スペースが広くても、それが使う場所のすぐ近くになければ、ついつい仕舞うのが面倒になって、使った場所に置いたままになってしまいがちです。
使う場所の近くに収納できる、ということは基本です。

 

2.モノのサイズを考えた収納をつくる
収納スペースをつくるときに、その奥行きは大切です。
たとえば、カップ類なら15cm、本なら25cm、靴なら35cm、鍋類なら45cmです。必要以上に奥行きがあると、しまったものの前に別のモノを入れるようになりやすいので、使い勝手が悪くなってしまいます。

 

3.使いやすい動線を考える
玄関における家族の出入りの動線をふまえて靴を仕舞う場所を考えましょう。
シューズインクローゼットや、家族専用の上がり口をも設けるのもいいでしょう。
また、キッチンの食品や食器を仕舞う場所も、動きに合わせた間取りにすると家事も楽しくなり、時間短縮になり、モノも片付くようになります。

 

4.片付かないモノの置き場をつくる
外出から帰ってきて脱いだ服の一時置き場などをつくると、いつも片付いた家になります。
ついつい溜まりがちな新聞や雑誌類、取り込んだ洗濯物なども、そのための場所をあらかじめ定めておくようにするといいでしょう。
また、玄関の濡れた傘の置き場や、キッチンのゴミ箱など、家づくりの段階から考えておくといいでしょう。

 

5.あまり使わないモノの置き場をつくる
ふだん使わないけれど捨てられないモノもいっぱいありますよね。
そういうものを仕舞っておくための大容量の収納スペースもあるといいですね。
広い収納スペースをうまく取れない場合は、ロフトや屋根裏部屋をつくったり、床下や階段下をうまく活用したりするといいでしょう。
また、1階と2階の間に、収納階として、建築基準法上では階数扱いにならない天井高1.4m以下の収納階を設けるのもひとつの対策になります。

 

家づくりに際して収納計画するうえでの注意点をお話してきましたが、片付いている家にするためには、住んでいる人が片づけたくなることが、なによりも大切です。
そのためには、きれいに暮らしたくなるような、家族みんなにとって愛着のある家にすることが重要です。

茂木弥生子
茂木弥生子 駒沢女子大学准教授

東京都立大学工学部建築学科卒業。
設計事務所、リビングデザインセンターOZONEを経て、現在、駒沢女子大学准教授。
一級建築士、福祉住環境コーディネーター、日本建築学会員。



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