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バリアフリーを意識した手すり設置のポイント

適材適所に配置された手すりは、高齢者にとってとても頼もしい存在です。しかし壁に設置する以上、簡単に取り外しができませんし、一度取り付けてしまったら移動しにくいアイテムでもあるので、設置時は注意すべきポイントがたくさんあります。

ここでは、そんな手すりを設置するポイントや注意点をご紹介します。

手すりの種類とは

手すりの種類は、大きく分けて2つあります。

一つは歩行補助です。廊下やスロープなどに設置されており、歩行する際につかまりながら歩くことができるものです。特によく設置されている場所としては、「階段」が多くあります。通常の横移動だけでなく、高さも変わる階段では、特に重宝されます。

もう一つは動作補助です。トイレや浴槽など、立ったりしゃがんだりする動作の補助をする手すりです。I型やL型のものが多く、深く体重を預けるのでしっかりと固定されています。

必要な場所に必要な手すりを配置し、十分に役割を果たせるよう取りつけましょう。

手すりの長さや形状

手すりの長さや形状は、高齢者の方にとって最もこだわりたいポイントでもあります。立った時の手首の高さはだいたい70㎝~80㎝になります。この高さを基本として設置するようにしましょう。

手すりはできるだけ長く設置し、手すりに沿って歩けるように設置したほうが安心できます。とはいえ、導線すべてに設置することが難しい場合、角や段差など姿勢を変えやすい部分は押さえておくべきです。

形状については、手すりの端の部分が丸まっているほうが使いやすいといえます。こうすることで、袖口を引っかけてしまう恐れや、手を滑らせたときにぶつけて怪我をする恐れがなくなります。さらに設置方法も、壁から水平に支えが出ている設置方法ではなく、真下から支えたほうが、手すり全体が使えてよりよいでしょう。

照明と連携させる

手すりがあっても、暗くて見えなければ意味がありません。できるだけ手すりを明るく見やすくなるように、照明を設置しましょう。例えば、廊下の手すりの場合、手前に照明があれば手すりをつたって奥に行くことができます。奥に照明があると、肝心な手前が見えにくく不便です。

また、玄関のスロープの手すりも同様に、まずは手前に照明を置いて手すりにつかまってもらう事が重要です。こうすれば、少ない照明でも手すりを使って進むことができるのです。


手すりを設置する前に、利用者の意見を十分にヒアリングし、必要な場所に必要な形状の手すりを設置するようにしましょう。また、手すりの使いやすさは人それぞれあるので、必ず手で触れてみて、感触も確かめてみてください。

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